整形外科を受診して、診断してもらったところ、手首の腱鞘炎で「ドケルバン腱鞘炎」と診断されました。 そのときの内容は ⇒ こちら 治療法はただひとつ「安静にする」だけでした。 「湿布」と「サポーター」のみです。 腱鞘炎は炎症が治まるのを、ただただ待つだけのような治し方なんです。 炎…… more 症している腱（けん）が回復するには、 その炎症程度によっても回復時間も異なるので個人差があると思います。 わたしの場合は、痛みがでてから収まるまでは6ヶ月かかりました。 痛みが少し引き始めてから、痛みが消えていくまではあっという間で、 その間は1ヶ月ほど。 わたしは、途中で、マッサージ治療をうけ悪化させたり、 手首をひねって悪化させたり、毎日草花の手入れをする習慣があったので、 もっと適切に安静にしていたら、もっと早く治ったと思いました。 整形外科には2-3回通いましたが、特別な治療方法はなく、 先生にはいつも「これは手術レベルだよ」と言われましたが、 毎回、先生は、まだ自然に回復できるから、手術はしなくていいよ。注射も無しでした。 手術した方が回復が早いんじゃないかと思うくらい、日常生活に不便がでていました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【日常生活でいろいろなシーンで不便だったこと】 ●手をついて起き上がれない。 ●ハサミを握って開くと痛い、ジョキジョキ切れない。 ●コップやペットボトルなどを握ろうと、親指を開くと痛みが走る。 ●あらゆる蓋などが開けられない。 ●財布から小銭をとろうと指をすぼめると痛い。 ●コップの内側にスポンジを入れて洗う時に痛い。 ●洗濯機から洗濯物を引っ張り出す時に痛い。 ●鍋やフライパンを握って持ったときの重さで痛い。 ●衣類を脱ぎ着する時に痛む。 ●トイレでパンツや下着を下ろす時に痛い。 ●ドライヤーをもって髪を乾かす時に痛い。 ●包丁を握って皮をむく時が痛い。剥けない。 ●マウス操作で手がコル。 ●寝起きに手を上へ伸ばすと痛い。 ●買い物の荷物を持ちあげる時に痛みがはしる。 ●頭髪を洗う時に痛い。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【手首の腱鞘炎が治った方法まとめ・NG方法も】 ●痛みがある時は炎症しているので冷やす。暖めない。 ●手首に負担をかけそうな作業をする時はサポーターをする。 ●サポータは手のサイズにあったものが良い。圧迫しすぎると血流が悪くなる。 ●むやみにマッサージして揉まない。お風呂で押すようなマッサージはNGだと思う。←実際にして失敗だと思いました。 ●寝る時に冷湿布を貼る。 ●手を使わないわけにはいきませんが、とにかく無理しない。 ●スマホやパソコンなどやりすぎないようにする。 最初の頃は、冷湿布を張っても効果が感じられませんでしたが、 信じて張り続けていると、痛みが柔くのを感じるときがきます。 ※湿布をはり続けると肌がかぶれることもあるので注意。 睡眠中だけ貼るなどの工夫もしました。 ※テーピングが良いと言う人もいましたが、わたしは剥がす時に皮膚の角質がはげるような印象があり 長く使うと、かぶれそうで、あまり好きではありませんでした。 【サポーターは使っていたほうが良いと思います】 わたしの場合、整形外科の病院で処方されたサポーターがあわなかったので、 それからいろんな種類のサポーターを購入しては試しました。 ・水仕事でも使えるタイプ。 ・親指があまり動かないように固定するタイプ。 ・付けたり外したりが簡単なタイプ。 3タイプを使い分けていました。良かったです。 長く使っていると、親指の先端がうっ血したり、血流が悪くなるので、 外したり付けたり、使い分けたり、を繰り返していました。 サポータは使ったほうが良い。とか、使わない方が良い。とか、 人に相談すると、様々な意見があり、いったいどっちが良いの？ または、正しい使い方は何なのか？自問自答の日々でした。 【使ってみて思ったこと】 一日中ずっと使い続けるというよりは、わたしは、作業をする時に手首へ負荷がかかりそう、 そんな時だけサポーターを使うのが良いように思いました。 睡眠中はしない方が、血流が圧迫されなくて良いと思いました。 ただ痛くて眠れない時もあったので、そんな時は使っていました。 使った方が良いのか、しない方が良いのか、自分でいろいろ試してみると良いかもしれません。 【早く治そうと腱鞘炎のマッサージでの失敗談】 私は、途中で、早く治したいと焦り、マッサージを受けてしましました。 一応、腱鞘炎を治したと言うマッサージ師さんに施術をしてもらいました。 （なんという施術方法かはわかりません） そこで受けたマッサージは、手指や腕の腱（けん） を押しながら揉みほぐすものでした。 炎症している腱（けん）も押していました。 一度リセットするために、手がより怠くなったり、 熱が出たりすることもありますが、 よくなるための毒素だしのようなものと説明を受けました。 すると、その夜から、腕がだるく、動かせないほど痛くなり 眠れないほどでした。これを2回ほどうけましたが、 どんどん悪化するばかりで、施術を受ける前より悪くなっていきました。 一概には悪いといえませんが、炎症している幹部を押すようなマッサージ方法は 注意したほうがよいとわたしは思います。 腱鞘炎の時は、マッサージなどしない方が良いと失敗から学びました。 close

【手首の腱鞘炎治す方法ある？体験談】痛みがとれるまで実際に6ヶ月かかりました