ヨーグルトは腸内環境を整え、便秘を解消することでダイエット効果が期待できます。腸内環境を整えるのには「乳酸菌とビフィズス菌が大切」です。ヨーグルトのダイエット効果を最大限に得るためには食べ方や食べるタイミングが大切です。しかし、ヨーグルトを食べているだけでダイエットができるわけで…… more はありません。ヨーグルトの健康効果とダイエットへの正しい活用法を学びましょう！ ダイエットのためのヨーグルト、効果を実感できていますか？ 腸内環境を整え、便秘を解消することで得られるダイエット効果を期待して、毎日ヨーグルトを食べているけど、いまいち効果を実感できない・・・ということはありませんか？ ヨーグルトをただやみくもに食べているだけでは、しっかりダイエット効果を得られなかったり、ヨーグルトの良さを引き出せていなかったりと勿体ないことになっている可能性があります。 まずは、ヨーグルトはカラダにどんな効果をもたらし、ダイエット効果が得られるようなるのかを、しっかり勉強してみましょう。 「便秘」が太る理由 腸内環境が悪化すると便秘になります。便秘は、痩せにくく、太りやすい状態になってしまうとされています。 なぜなら、通常、食べ物を摂るとまずは胃で消化され、次に小腸で消化、吸収されます。最終的に大腸に到達し、余分な水分などが吸収され残ったものが老廃物（いわゆる便)となり排出されます。しかし、腸内環境が悪化すると腸の動きが悪くなり、老廃物が滞ってしまうのです。 排出されるはずである老廃物は、いわゆる毒素です。便秘になるとこの毒素が血液に取り込まれてしまい、全身へまき散らされてしまうのです。毒素が混じった血液は血流を悪くし、カラダに必要な栄養素を運びにくくさせます。必要な栄養素が不足すると、基礎代謝も落ちてしまい、結果太りやすくなるのです。更に毒素によって肌荒れなどのトラブルも発生したりします。 よって、ダイエットをしたい！と決意をしたのであれば、まずは腸内環境を整え、「しっかり出せるカラダ」になることが出来れば、スムーズにダイエットを行っていけるはずなのです。 ヨーグルトで腸内環境を改善「しっかり出せるカラダ」になるには？ まず腸の中には、良い働きをするとされる「善玉菌」、悪い働きをするとされる「悪玉菌」が存在します。この悪玉菌が増えると腸内環境が悪化、便秘などのお腹の不調をきたします。便秘はダイエットの大敵になります。 この悪玉菌は、動物性脂質の摂り過ぎはもちろん、野菜不足、またストレスなどによっても増えるとされていますが、便秘の状態は更に悪玉菌を増やしていくため、ダイエット効果をしっかり得たい場合は、しっかり改善していくことが大切です。 また、悪玉菌の増加は運動不足が原因になることも。運動不足によってお腹の筋力低下、それによって腸の動き(ぜん動運動)が悪くなり、便秘になってしまいます。 腸内環境を整えることで、しっかり老廃物を排出し、ダイエットの効率もアップ出来ます。 どうすれば腸内環境を良い状態にすることが出来るのか？ それは「善玉菌」を増やすことにあります。善玉菌は、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」などが代表的です。もともとこの2つは腸内に存在していますが、腸内環境を整える主役は「ビフィズス菌」です。このビフィズス菌が腸内で活躍するために、腸内の環境を整えてくれるのが「乳酸菌」です。いわば腸内の整備士さんのようなものですね。よって乳酸菌が入ったヨーグルトを取り入れる事で、腸内環境を整えることが出来ます。 腸内環境が良くなると、腸内の動き(ぜん動運動)が良くなり、しっかり便を押し出してくれるようになります。「しっかり出せるカラダ」になることで、ダイエット効果も得られやすくなるということです。 いわゆる「ふつうのヨーグルト」は乳酸菌のみが含まれていますが、最近ではビフィズス菌入りの商品もあり、一言でヨーグルトといっても種類もかなり多様です。 ビフィズス菌入りのヨーグルトであれば、乳酸菌の働きによってもともと腸内に存在するビフィズス菌が働き易くなることに加え、ビフィズス菌自体の補給にもなるのでより効果がアップします。 ヨーグルトの効果を更にアップさせるには？ 腸内環境を整えるのには「乳酸菌とビフィズス菌が大切」ということをお話しましたが、これらの効果を最大限に得るためには、食べ方や食べるタイミングが大切です。 乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いので、出来るだけ胃酸が薄まったタイミングである「食後」にヨーグルトを取り入れるのが良いとされます。 そして、更に効果をＵＰさせたい場合は、ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維をプラスすると良いです。オリゴ糖が豊富なはちみつをかけて食べるのもおすすめです。また、バナナやきな粉はオリゴ糖、食物繊維ともに豊富で、ヨーグルトにも合うので美味しいうえに効果が期待できそうですね。 腸内環境を整え、ダイエット効果が期待できるヨーグルトですが、弱点が1つあります。 それは、「冷たいヨーグルトはカラダを冷やしやすい」ということ。 カラダが冷えてしまうと、代謝が下がってしまい、脂肪や水分をため込みやすくなるため、ダイエット効果が得られにくくなります。 そこでおすすめなのが「ホットヨーグルト」です。温かいヨーグルトはあまり馴染みがありませんが、ヨーグルトを温めることで、カラダを冷やしやすいという弱点をカバーすることができるのです。 ただし、乳酸菌、ビフィズス菌共に高熱に弱いため、40℃程度の温度にするのがベストです。また40℃程度が効果が得られやすい温度になるので一石二鳥ですね。 ヨーグルト100ｇであれば電子レンジで約40秒(500Ｗ)ほどの加熱でＯＫです。 ホットヨーグルトおすすめレシピ 【バナナのホットヨーグルト】 ＜材料(1人分)＞ ・プレーンヨーグルト 100g ・バナナ　1本 ＜作り方＞ ①バナナを一口大にカットする ②耐熱皿に①とヨーグルトを混ぜ入れ、電子レンジ(500Ｗ)で40秒加熱する。 無糖のプレーンヨーグルトなので、甘味が欲しい場合は、きな粉(大さじ1/2)をふりかけたり、はちみつをプラスするのもおすすめです。オリゴ糖や食物繊維を更に増やすことも出来ます。アレンジは無限大なので色々試してお気に入りを見つけてみましょう。 【グラノーラ入りホットヨーグルト】 ＜材料(1人分)＞ ・プレーンヨーグルト 100g ・グラノーラ　大さじ3杯程度 ＜作り方＞ ①耐熱皿にヨーグルトを入れ、電子レンジ(500Ｗ)で40秒加熱する。 ②①にグラノーラを混ぜ入れる グラノーラは食物繊維が豊富です。牛乳で食べるイメージが強いグラノーラですが、ホットヨーグルトにもよく合います。オリゴ糖入りの商品を使用すれば更に効果が期待できます。またグラノーラはしっかりと良く噛むので、満腹中枢を刺激し、満足感も得られやすいという利点があります。 ヨーグルトのみに頼らず、食事のバランスも！ 腸内環境を改善することで得られるダイエット効果、また効果的なヨーグルトの取り入れ方、いかがでしたか？食べ方や取り入れるタイミングを意識し、しっかり効果を得られるように出来ると良いですね。 しかし、ダイエットを行う上での基本はやはり「食事のバランス」が大切です。ヨーグルトのみのお食事など過度な食事制限は控えめにし、主食・主菜・副菜といった基本的な食バランスを基本とし、ダイエットの補助的な役割としてヨーグルトを上手に取り入れる事をおすすめします。 このエントリーをはてなブックマークに追加 スポンサーリンク ヨーグルトのダイエット効果は「腸内環境改善」！腸内環境を良くするとなぜダイエットに効果的か知っていますか？はダイエットの真実を追求するメディア【カロナビ™】で公開された投稿です。 close

ヨーグルトのダイエット効果は「腸内環境改善」！腸内環境を良くするとなぜダイエットに効果的か知っていますか？