藤本靖（ふじもと　やすし）さんが書いた「１日１分であらゆる疲れがとれる　耳ひっぱり」という本を、つい衝動買いしてしまいました。健康オタクなので、この手の本には興味がある(笑)は藤本靖さんは東京大学大学院で身体教育学を研究され、身体のホームポジションという独特の身体論を展開講演など…… more を盛んに行っていらっしゃいます。耳を引っ張るだけで、肩こりや目の疲れ、ストレスなどがリセットされる――。ほんとかな…と懐疑的になりながら「耳ひっぱり」を実際数週間試してみたんですが、その結果、本当に肉体的＆精神的な不調に効果があるということがわかりました。私はめまいや、ふらつき感、動悸、首のこわばり感に常日頃悩まされているんですが、それが明らかに改善された！この健康法って、いつでもどこでも簡単に行えるし、なによりお金がかからない理想の健康法。理論を語るより先に、やり方をお教えします。↓　↓　↓　↓　・立っていても座っていてもいい。姿勢を楽に、背筋をまっすぐにして、視線を目の高さの遠くの水平線に向ける。海の遠くの水平線を、ゆったり見ているような感じ。・中指を耳の窪みに軽く入れて、親指を耳の後ろに添える。２本の指で耳の付け根あたりを軽く挟む。両耳を同時に。・肘は軽く横に張る。そうして耳を掴んだまま、両耳を、頭の側面から２～３ミリ浮かせるような力加減で、ほんの少し斜めうしろに耳を引っ張る。・引っ張る時間は１～２分程度です。痛みを感じるほど、引っ張らないこと。「耳ひっぱり健康法」と名前がついてますが、実は耳を引っ張るわけではなくて、「耳と頭の側面の間に、隙間を作ることが目的」です。頭蓋骨の中心に蝶形骨(ちょうけいこつ)というのがあり、頭の両側面にある側頭骨（そくとうこつ）に挟まれています。耳は、その側頭骨にくっついている。頭全体が緊張し、側頭骨がぎゅうぎゅう蝶形骨を締めつけると、疲労感が芽生え、自律神経失調症の症状が現れるそうです。両耳を引っ張ることにより、側頭骨も左右に引っ張られ、蝶形骨もゆったりとなる、強張りから解放される――というわけです。耳を引っ張ると頭全体がフッと軽くなる。蝶形骨の強張りが解けることで、それと繋がっている横隔膜の緊張も解けて、呼吸がラクになり、体の疲れも取れる。難しい理論はさておき、超簡単なのでやってみましょう！※「１日１分であらゆる疲れがとれる　耳ひっぱり」より1日1分であらゆる疲れがとれる 耳ひっぱり (だいわ文庫 A 348-1)新品価格￥734から(2017/3/11 14:40時点) close

超簡単なのに効果は確実「耳ひっぱり」健康法