2017年5月10日放送のNHKガッテンでは 「健康のまま長寿できる秘訣」という内容でした。 血液検査のある項目の数値で体のサインがわかることが紹介されました。 それが「CRP」と呼ばれる検査項目です。 これは人間ドックなどの血液検査で知ることができ、 血液中の炎症反応(…… more CRP)を調べるものだそうです。 適正数値は0.3ｍｇ以下。 （ちなみに、わたしが受けた上写真の病院での人間ドッグでは0.27ｍｇまでが適正数値でした） 体の中で起こっている炎症具合を知る数値なのだそうです。 体内で炎症がおきていると肝臓からでてくるタンパク質があって、この数値なんだそうです。 炎症がひどければひどいほど数値が高くなる。 また炎症には2種類あり「一過性」のものと「慢性」のものがある。 ガッテンで紹介されたのは「慢性タイプ」。 怪我や病気などで「赤くなる」「腫れる」「熱をもつ」「痛み」があるとか、 風邪などを引いた時にも高くなり、この場合は「一過性」のものとする。 しかし、目には見えず自覚症状もないのに弱い弱い炎症が長く続くタイプがあり、 それを「慢性炎症」。というそうです。 【慢性炎症を引き起こす原因】 肥満、過度の飲酒、仕事のストレス、喫煙、高血糖(糖尿病や食後の高血糖)、加齢など。 数値が高かった人の特徴に「肥満」体型の人が多いそうです。 肥満の場合でも、皮膚の下にある手でつまめる脂肪は皮下脂肪といいこれは炎症をおこしにくい脂肪なんだそうですが、注意が必要なのは内臓脂肪。内臓脂肪は炎症を起こしやすいのだそうです。 ダイエットや運動をしてお腹周りをスッキリさせて脂肪を減らすと、数値も下がってくるそうです。 上記以外で、歯周病の人も、血液に歯周病菌が流れ込み、それで炎症反応がおこるため、 歯周病にならないようにすることも、健康長寿の秘訣なのかもしれません。 【最近のCRP検査について】 旧タイプのCRP検査は0.1未満は一色単だったそうですが、 高感度CRP検査ができてから、0.00から数値を図れるようになったそうです。 通常の健康診断では、高感度CRPを実施している施設は5割ほど、 検査をしたい人は問い合わせてからが良いそうです。 上写真は個人的なわたしの検査表ですが、今年の人間ドッグをした病院では 高感度CRPタイプではなかったみたいです。 しかも、基準範囲内の数値は0.5以下！？ガッテンで紹介されたのは要注意の数値です。 病院によってここの数値は曖昧なんですね。 close

【NHKガッテン】健康長寿を伸ばす方法|注目の血液検査とは