2019年4月9日のダイエットブック. bizニュースは、「朝食抜き」と「運動」は効果があるのか？ダイエットに関わる重要な2つの論点！」、「公務支える愛妻弁当」、「もう「儚い夢」で終わらせない？具体的な目標がダイエットを成功させる！」でお送りいたします！ 「朝食抜き」と「運動」…… more は効果があるのか！？ダイエットに関わる重要な2つの論点！ 「欧米人は『朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧民のように食べよ』と言い、中国人は『朝食は栄養豊富に食べ、昼食は腹いっぱいに食べ、夕食は少し食べる』ことにこだわります。朝食の大切さは古今東西変わりません。それは地球上の生物は24時間周期からなる体内時計があり、それが乱れると睡眠障害や肥満などのリスクを高めるからです。朝食は日々ずれる体内時計をリセットする役割を担っているのです」 「体重60キロの人が6キロ歩いたときの消費カロリーは360キロカロリー。あんぱん1つ分にしかならず、ウォーキングだけでやせることはできない。激しい運動をすれば消費カロリーは増えるが、関節や筋肉に負担がかかりケガになりかねない。だからといって運動が必要ないわけではありません。有酸素運動は脂肪を分解しやすくするためダイエットに役立ちます。しかも、運動により鍛えられる筋肉は体を支え、動かし、血液中の糖を貯蔵するだけでなく、ホルモンを分泌する内分泌器であることがわかっています。そうしたおかげで体の活力エネルギーを生産したり、血行を促したりと全身の健康維持に役立っているのです」 （日刊ゲンダイ2019.4.4  14面） 朝食抜きダイエットはいまではよく知られる食事制限方法ですが、そこに一石を投じるのが早稲田大学で「時間栄養学」を研究する古谷彰子氏。 どうやら「朝食」は、古今東西・和洋を問わず、昔から重要視されていたようですね。この記事では、けっきょく人間の食事は「朝・夕・晩」がもっとも理想なのだと結論されています。 とはいえ、筆者は朝食を食べないスタイルを続けており、ずっと体重は横ばいで、極端に体重が変化したことはなく、ある程度体型を維持できています。それにくわえ、他にも「朝食抜きでうまくいっているよ！」といった数々の体験談も巷にあふれています。 う～ん、これはどういうことなのでしょうか？ 朝食抜きをするべきなのか、はたまた、きちんと朝食をとるべきなのか？どれがいいのかだんだんとわからなくなってきます。 ここでポイントなのは、日々の総摂取カロリーです。たとえば筆者は基本的に夜型スタイルなので、夕食のタイミングが20時～22時になることがしばしば。 こういう遅めの夕食をとる人は、翌朝の朝食をとらなくてもエネルギー確保に支障はありません。 一方で、18時～19時のタイミングで夕食をとる場合はどうでしょうか。こちらは「24時間周期」の体内時計にキッチリ合っているので、翌朝の朝食でリセットをしたほうがカラダに良いという結論になります。 つまり、一般的な生活リズムで活動する人と、筆者のように遅めの夕飯を食べてそこから夜中まで活動する人をくらべると、けっきょく1日の総摂取カロリーは、さほど違いはないというわけなのです。 だから夜型人間の「昼食」は「朝食」と実質的に同じ意味をもち、結果的に「1日2食」となるのです。 みなさんは、どのようなライフスタイルを送っているでしょうか？ 自分の活動時間帯をふりかえって、朝食のタイミングを測ってみてはいかがでしょう？ さて、お話はもう1点あります。この記事では、ダイエットにおける運動の意義についても論じていますね。 この話については、かなりシンプルな結論だと思います。つまり、「痩せたいからといって、急に激しい運動はするな」ということです。 たとえば、痩せたい一心である期間だけ集中的に猛烈な運動をする人がよくいますが、たいていの場合、そのあとに「リバウンド」の憂き目にあってしまいますよね。 またそれだけでなく、ふだんから運動をしなかったのに、そこでいきなりランニングやキツイ筋トレをしてしまうと、当然ですが、関節や筋肉を痛めるリスクが高まります。 ダイエットに最適な運動とはなにか？ それは、「ふだんからコツコツと体を動かす機会を自分でつくること」なのではないでしょうか。 できるだけ階段を使うようにする、自宅から駅まで歩いて行く、自転車通勤する――継続的な運動は、日々の暮らしのなかにいくらでも取り入れることができるはずです。 このようなライフスタイルを続けていれば、本記事が言っているように、自然のうちに「脂肪を分解しやすくする」肉体づくりを実現できます。 食事でも運動でも、突き詰めると大切なのは、「ライフスタイルにダイエット習慣を溶け込ませる」ことなのです！ 続いてはコチラ！ 公務支える愛妻弁当 こちらは、ハーバード大学の大学院出身で、元・大学教授というスゴイ経歴をもつ蒲島郁夫熊本県知事の記事です！ 「熊本地震からの創造的復興や少子高齢化など県政の課題は尽きません。会議や来客、国内外への出張でせわしない日々を、妻（71）の手作り弁当が支えてくれています。昼食は、今後の取り組みをじっくり考える上で貴重なひとときです。公務で外食する機会が多いため、弁当は野菜中心でカロリー控えめ。この日はホウレンソウの卵焼き、辛子れんこん、シャケ、カボチャの煮物…。県産品を生かして色鮮やかに仕上げてくれるので、弁当箱を開けるのが毎回楽しみです。」 （熊本日日新聞2019.4.3 朝刊16面） 公務で忙しい県知事を愛妻弁当が支える……なんとも素敵な話ではありませんか！ みなさんは、ランチにお弁当を持参しているでしょうか？ もっとも活動時間の長い日中は、やはり昼食が欠かせませんよね？ 「午前中に仕事を頑張れるのは、お楽しみのランチタイムがあるからだ！」と豪語する人も、けっこう多かったりします。実際、お昼時のオフィス街は、この時を待っていましたといわんばかりの賑わいです。 しかしダイエットをする人にとっては、ランチタイムこそ気を抜けない時間でもあります。 効率よくエネルギーを摂取しつつ、余計なカロリーをいかに抑えるか？ ここがまさに工夫のしどころです。 お腹が減ると、わたしたちはついコンビニに頼りがち。店でランチをするよりもずっと手軽なので、便利ですからね。 しかし基本的に高カロリーの食べ物ばかりなので、「コンビニ飯」はダイエットの大敵。しかも女性の方は、コンビニスイーツという甘い罠に引っかかりやすいので、なおさら危険です。 自分で昼食を用意するようになれば、コンビニに立ち寄らなくて済みますから、ダイエットだけではなく、お財布にもメリットがありますよね。 また、自分でランチを用意する習慣を身につけると、カロリーを意識した食生活を営むことができるようになります。 カロリーを意識できるどうかで、ダイエットの質もだいぶ違ってきます。みなさんもぜひ、昼食を自分で用意して、「ダイエット力」を磨いていきましょう！ 最後はコチラ！ もう「儚い夢」で終わらせない！具体的な目標がダイエットを成功させる！ ここでみなさんに、「おおさか川柳」に掲載されたとある一句をご紹介したいと思います。 「ダイエット　明日はガラスの　靴を履く」 （産経新聞（大阪）夕刊4面.2019.4.4） この一句にどんな感想を抱かれたでしょうか？ いちどでもダイエットに取り組んだ方なら、この川柳に込められた詠み手の儚いメッセージを感じ取ってしまうかもしれません。 なぜダイエットをするのか？ それはもちろん、「痩せたい」からですよね。スリムになって、いままで履けなかった洋服を着たい。もっとオシャレをしたい！わたしたちがダイエットを頑張れるのは、こうした強烈な動機や願望が「心の燃料」になっているからです。 受け取り手によって、一見切なくも思えるこの川柳は、捉え方によっては、ダイエットを成功させるためのヒントとしてみることもできます。 というのもダイエットは、具体的な目標があれば達成しやすくなるからです。 つまり、ただ漠然と「痩せたい」と思うのではなく、たとえば「昔は難なく履けていたジーンズをまた履けるようになる！」というように「ゴール地点」をもうけてやればよいのです。 部屋の目につきやすいところにジーンズをかけておけば、日々の励みになるはずです。 みなさんにとっての「ガラスの靴」はなんでしょうか？ まずは具体的な目標設定からダイエットをはじめてみましょう！ close

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