ゆで卵ダイエットが一昔前に流行りましたが、ゆで卵だけを食べるダイエット方法だったので、栄養が偏り危険だという風潮がありました。しかし、卵がダイエットに効果的な食材であることは間違いないのです。 上記のように卵だけを食べるダイエットではなく、卵を効果的にダイエットに取り入れることが…… more できれば、キレイに痩せることができるのです。 健康的にキレイに痩せるために、安く簡単に手に入り調理法も多々ある卵をダイエット中の食生活に取り入れてみましょう。 ここでは、卵がなぜダイエットに効果的な食材であるのかと卵をダイエットに生かす方法をご紹介します。 健康的ダイエットに卵が向いている理由は、豊富な栄養素にあった！ 「卵は高カロリーでコレステロールも気になる」と思っている方が多いですが、実は大間違いなのです。正しい卵の知識と摂取方法を知れば、卵はダイエットにとても効果的な食材だとわかりますよ。 卵一つでほとんどの栄養を補充できる 私たち人間が生きるために必要な栄養として、炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素があります。卵は、なんと！これらの栄養素のほとんどが含まれている完全栄養食材なのです。 正確に言えば、ビタミンCが含まれておらず、また食物繊維も含まれていないため、この二点を他から補えば良いのです。 高たんぱく質 体内で作ることができない必須アミノ酸がバランスよく含まれているたんぱく質が良質なたんぱく質とされていますが、この質の良いたんぱく質が含まれているのが卵なのです。 必須アミノ酸の含有バランスを表すアミノ酸スコアでは、ホウレン草が50、白米が65、大豆が86ときて、卵は100の最高値スコアを記録しています。いかに良質なたんぱく質であるかがわかるでしょう。 良質なたんぱく質は、良質な筋肉を作ります。ダイエットには脂肪を燃焼するための筋肉が必要なので、タンパク質を摂取してダイエットでの筋肉量低下を防ぎましょう。 カロリーが低い 卵一つのカロリーは80kcalほどです。低カロリーなのに栄養素が豊富なので、置き換えても栄養バランスが保たれやすくダイエットに向いている食材なのですね。 代謝を促進する 卵の卵黄に含まれているレシチンという成分は、代謝を促進するだけでなく血中のコレステロールを排出し血液をサラサラに流す効果があります。 このように血流が良くなると、酸素や栄養素が全身に行き渡りやすくなり体の巡りを助け、代謝を高めることで、体の老廃物を早期に排出し溜め込まない痩せやすい体を作ります。 無理な食事制限をすると肌が荒れることがありますが、卵を取り入れれば美肌効果にもつながるのですね。 血糖値の上昇が緩やか 血糖値の急上昇によってたくさんのインシュリンが分泌され、余分なインシュリンが脂肪細胞として蓄積されてしまうことが太る原因となります。 炭水化物はこの血糖値の急上昇が起きやすいので、ダイエットに敬遠されがちなのですが、卵はこの血糖値の上昇が緩やかなため、太りにくいのです。 睡眠の質を高める 卵を食べると、アミノ酸のトリプトファンが体内でセロトニンという幸せ成分に変化します。このセロトニンは睡眠の質を高めるホルモンなのですが、ストレスを抑制する働きもあるのです。 ストレスを取り除き熟睡できれば、体の不調も改善し巡りを整え、痩せやすい健康体になることができますね。 卵をダイエットに取り入れる方法 卵をダイエットに取り入れるには、どのような食べ方をしたら良いのか、栄養が偏らずに健康的に痩せることができるように、日々の食事に卵を取り入れてみましょう。 朝食に卵を加える これから体を動かすという一日の始まりの朝にしっかりと卵のタンパク質を摂れば、ダイエット効果を高めることができます。 食欲を起こすグレリンというホルモンの分泌を抑えて、食欲を抑えるPYYというホルモンの分泌を高める働きもあるので一石二鳥ですね。 また、朝食をパンやおにぎりといった炭水化物のみを摂る方が多いので、ゆで卵や目玉焼きなどたんぱく質の卵を一つ入れるだけでバランスの良い食事になります。卵は腹持ちも良く間食を減らすこともできますよ。 朝食をゆで卵に置き換える方法 朝食をゆで卵1-2個に置き換えて、昼食と夕食は普通に食事を摂る方法です。ゆで卵の他に野菜や果物を一緒に摂れば不足しがちな栄養素を補えます。 たくさんの野菜と果物を簡単に摂れるスムージーがおすすめです。スムージーが面倒ならば、市販の野菜ジュースでもOKですよ。朝食は割と小食な方も多いので、気軽に取り組めることができますね。 メインをゆで卵に置き換える方法 肉や魚のメインディッシュをゆで卵に置き換える方法です。カロリーの高いメインデッシュの代わりにゆで卵を食べれば、カロリーは抑えられる上に良質なたんぱく質も摂ることができるのです。 メインの代わりに卵を2個食べても160kcalなので、大幅にカロリー摂取を抑えることになりますね。 運動前にゆで卵を食べる 卵には、脂肪を効率良く燃焼する働きのある必須アミノ酸が含まれているので、運動する30分前にゆで卵を食べましょう。 ゆで卵には良質なたんぱく質が含まれているため、プロテイン同様脂肪を燃焼する良質な筋肉を作ることができるのです。 一日何個まで？ダイエットに向いている卵の食べ方 普段は卵を一日に何個も食べることはないかもしれません。では、卵をダイエットに活かすには、どのくらいの量を食べれば良いのか、どんな食べ方がダイエット向きなのか、見ていきましょう。 卵は何個まで食べていいの？ 卵は一日1個までというイメージがありますが、それは一昔前の概念なのです。 卵のコレステロールは、健康診断でいうコレステロール値とはさほど関係がないとわかったのです。もちろん高コレステロール値の方は気をつけた方が良いですが、普通はむやみに制限する必要がないのです。 しかし、ビタミンＤの摂りすぎになるかもしれないので、一日3個までと決めておいた方が良いでしょう。また、他の栄養成分も十分摂って、卵に含まれている豊富な栄養素を最大限に引き出すことが望ましいですね。 どんな卵料理がいいの？ また、卵の調理法としては卵そのものをそのままいただくことができるゆで卵がおすすめです。 生卵でも良いのですが、体を冷やしてしまったり食べにくかったりするので、加熱して食べることをおすすめします。 卵焼きや目玉焼き、スクランブルエッグなどの調理は、油や調味料を使うので余分なカロリーを摂ってしまいがちです。 手軽に食べることができるゆで卵は、ご飯を炊くときに一緒に炊飯器に入れるだけでもできるので、作り置きしておくのも良いでしょう。他の卵料理よりも食べ応えもあり満足感も高いですよ。 卵の食べ方 ほとんどの必要な栄養素を含んでいる卵は、ビタミンCと食物繊維を一緒に摂取すれば、完ぺきな栄養食品となります。 卵と一緒にキウイフルーツ・リンゴ・キャベツ・ピーマン・ブロッコリーなどのビタミンCと食物繊維を含むフルーツや野菜を食べるようにし、栄養が偏らないようにしましょう。 栄養豊富な卵をうまく利用して、健康的に痩せよう！ がっつり卵だけを食べるダイエットではなく、卵を普段の食事に取り入れることで、栄養バランスを崩さずにヘルシーな食生活を変えることができます。 上記にご紹介した余分なカロリーを摂らずに必要な栄養素を過不足なく摂ることができる卵をダイエットに活かす方法は、今までの食生活を改善し健康的な太りにくい体を作るのです。 良質なたんぱく質を中心に栄養豊富な卵を毎日の食事に取り入れて、健康的にダイエットできれば、痩せやすい体を手に入れることができるでしょう。 関連する良く読まれる記事: 健康的に痩せられる！正しい「りんごダイエット」のやり方 ビールでダイエットできるの？飲み方次第で痩せる！ ダイエット中の欲望を叶える！太らないケーキの選び方と食べ方 お手軽「足し算ダイエット」はいつもの食事にプラスαで痩せる！ 「焼き鳥ダイエット」で痩せる！焼き鳥をダイエットのオアシスに！ close

健康的に痩せたい！栄養豊富な卵をダイエットに活かす方法