近年、日本人選手が男女共に国際大会で多くメダルを獲得し、注目が年々高まっている水泳。小さいころから習ったり、学校教育でも導入されているので誰もが１度は経験したことがある親しみやすい運動ではないかと思います。そんな水泳は大人になってからはダイエットの為として取り組んだ経験のある方が…… more 多いのではないでしょうか。 筆者も水泳部を退部した後も美容のためと思い仕事の合間を拭ってスポーツジムのプールに通っておりましたが、実際老若男女多くの方が健康や美容のためにと取り組んでいらっしゃいました。 水泳は他の運動よりダイエット向きな理由 それだけ人気があるの理由は陸上の運動より消費カロリーが高く、ダイエットに効果が高いからではないかと思います。そして高齢者も多いのは体への負担も少ないからでしょう。 それでは何故水泳は他の運動よりダイエットに向いていて尚且つ負担が少ないのでしょうか。 水泳は脂肪燃焼に効果的な有酸素運動 有酸素運動とはその文字の通り酸素を使って糖質や脂肪を燃焼して体を動かす運動です。中でも水泳は脂肪燃焼効率の高い運動の１つです。他の有酸素運動よりも燃焼効果が高いと言われてあります。 その理由の一つは水温が体温より低いところです。人間の体は体温より低いところに入ると体を温めようと働き始めます。つまり燃焼効果が上がるのです。次に体への抵抗が強い点があります。 水中は陸上より抵抗が強い環境なので、自然と運動量が上がります。その為、消費カロリーも必然と上がります。運動量が上がると聞くと身体への負担が大きく、辛い印象に聞こえるかもしれません。 しかし、それは誤った考えでです。水中では浮力が働きます。プールに入ると立っているだけでもつま先が浮きますよね。このように浮力が生じると、間接に負担がかかりにくくなるので、むしろ体は楽に感じるようになります。 有酸素運動は脂肪燃焼効果がピークに達するまでに２０分程度を要するとも言われておりますが、その為には身体に負担が少ないほうが継続し易いことは予想がつくでしょう。さらには水圧によってむくみの解消も期待できるとされており良いことずくめな運動です。 ただし、激しく泳ぎすぎると無酸素運動になってしまうので、気持ちよく泳ぎ続けられる程度の負荷にするのがポイントです。 ジョギングは意味ないって本当？有酸素運動でダイエットをするなら必ず知るべき正...https://www.qualia.tokyo/archives/402 水泳を他の運動と比較する 運動の強度を表す表現方法としてメッツというものがあります。これは安静時を１とした時と比較して何倍エネルギーを消費するかで活動の強度を示すというものです。 これを使って比較してみると、以下のようになります。 ウォーキング：５．０ ジョギング：７．０ ランニング：８．０ 対する水泳はというと クロール：８．０ 平泳ぎ：１０．０ バタフライ：１１．０ 背負泳ぎ：７．０ と、、泳法によって数値が大分変りますがいずれも高い数値となっています。 ここでいうクロールの数値は比較的ゆっくりと泳いだ場合のですが、それでもランニングと同じ強度となっています。同じ時間ランニングをするのとクロールでゆっくり泳ぐのであれば、後者のほうが辛さが感じにくいのではないかと思います。 ちなみにクロールはしっかりと泳げば１１．０の強度になるので、陸上の運動より高強度の運動をすることが可能となります。 どの泳ぎ方がダイエット向き？ 前述のとおり水泳には４泳法ありますが、その中ではどれがダイエットとして有効でしょうか。 メッツの数値だけを見ればバタフライが運動強度が最も高いことが分かります。運動強度が高い運動はカロリー消費量も高いですし、バタフライはダイエットには有効な泳法と言えるでしょう。 しかし、バタフライで長時間泳ぎ続けるのは素人には簡単ではないと思います。そこでお勧めなのが次に強度の高い平泳ぎです。 ここでクロールの方が強度が高いのではないかと疑問に感じる方が多いと思います。平泳ぎの方がメッツが高い理由は水の抵抗をより大きく受けるからです。クロールより楽に感じるのは息継ぎがしやすい点と考えられています。 確かに運動強度はバタフライより低いですが、バタフライを２０分以上泳ぐよりは平泳ぎで長く泳ぐ方が挑戦しやすいのではないでしょうか。実際、私もフィットネス目的でプールに通っていたときは平泳ぎが最も長時間継続しやすかったです。 水泳のカロリー消費量に注意 さて、ここで１つ注意が必要なことがあります。それは泳ぎ方です。よく見かける「●分で●カロリー消費」といった表現はきちんとしたフォームで泳ぎ続けた時の運動量を目安に計算されています。 言葉で聞くと簡単なように感じますが、実際には結構難しいものです。よく、スポーツジムのプールでも途中で何度も立ち止まったり、２５ｍを何分もかけて泳いだり、プールの端でおしゃべりしていたりする姿を度々見かけます。 当然これでは運動量や強度は下がり、目安の消費カロリーを達成出来ません。先ほどお勧めした平泳ぎは特に泳ぎ方の差が出やすく、ゆっくりと泳いでいるとメッツの運動強度には及びませんし、クロールより運動強度は落ちてしまいます。 プロの選手のような泳ぎまでは求められませんが、なるべく早く、体を大きく動かすことを意識して泳ぎましょう。 バタ足であれば足先だけでなく足の付け根から動かすことを意識する、手をかくときも手先だけでなく腕も使う、それだけでも運動強度は変わってきます。せっかく時間を割いて運動するのですから、最大限頑張ってしっかり効果を出せ方が良いですよね！ 水泳を楽しくするガジェットを活用しよう 少し水泳が辛く感じるお話しをしてしましましたが、最近はありがたいことに陸上のスポーツに負けないくらいに水中でも使える様々なアイテムがどんどん増えています！外見から入るなんて言葉も耳にしますが、こういったアイテムを揃えるとやる気もアップしますし、継続して通う習慣が付きやすいと思います。音楽が好きな方でしたら防水のミュージックプレイヤーはいかがでしょうか。 水中は無音で景色も変わらない空間なので長時間おようぐことに飽きてしまう人も多いかと思いますが、音楽があれば気分を高まり飽きずに泳げるでしょう。プールでもおしゃれを意識したい方はデザイン性に富んだ競泳用水着も多数出ています。 中でも筆者が最も愛用意しているアイテムはシリコン製キャップです。プールで唯一ネックであったのが、髪の毛が痛んでしまうことでした。また、終わった後に髪を乾かすのに時間がかかるというのも負担でした。 しかし、最近はシリコン製のキャップを使うと髪の毛が濡れることを大分防いでくれるので、髪へのダーメージも軽減してくれます。 乾かす時間も大幅に減るので本当に助かります。便利なアイテムを上手に使い、楽しく継続できれば冬にはきっと体に良い変化が見られるでしょう！ 最近では防水の心拍計やミュージックプレイヤーがプール持ち込みOKの流れに Style Technology Smart Watch Apple Fashion Smart 水泳中でも使える心拍計や活動量計があれば、先程の問題になっていた消費カロリーが正しくわからない、という問題も解決できます。 近年、AppleWatchなどの水泳中でも使える手首で使える心拍計や、水中で使える防水のミュージックプレイヤーなどが登場してきたのですが、肝心のプールに持ち込み禁止ということで使えない・・ということが話題になっていました。 これまでは、プールと言えば水着以外の持ち込みは一切禁止・・・というのが常識でしたが、最近ではこの持ち込み禁止を見直す流れになっています。 大手スポーツクラブでは、プラスチック製で水泳中に外れない製品であれば、持ち込みを許可する場合もあるようです。 区営のプールなどはまだこの流れに追いついていないところも多いのですが、もし水泳目的でスポーツクラブに通おうと思っているなら、確認してみてはいかがでしょうか。 このエントリーをはてなブックマークに追加 スポンサーリンク ダイエットしたいなら、水泳！運動の秋こそ水泳をしよう！水泳のダイエット効果を高める秘訣！はダイエットの真実を追求するメディア【カロナビ™】で公開された投稿です。 close

ダイエットしたいなら、水泳！運動の秋こそ水泳をしよう！水泳のダイエット効果を高める秘訣！