私は、ダイエットはもちろん仕事もプライベートでも「有言実行（ゆうげんじっこう）」をクセづけるようにしています。 有言実行は、文字の通り「言葉に出したことを実行する」で、 「言ったからにはやってみせるさ！」ということ。 ダイエットで「有言実行」を試みようとすると、つい…… more つい ・３ヶ月でマイナス６キロ！ ・夏までに４８キロになる！ などと宣言してしまいそうですが、これは「目標」です。 この目標を達成するために、私がおススメするのが「小さな有言実行」。 私も毎日必ず行っているので、今日は「有言実行」について紹介していきたいと思います。   目標と有言実行の違い 上記の「３ヶ月でマイナス６キロ！」のように目標を宣言することは非常に効果的ですし、ダイエットをするからにはぜひ「自分が在りたい姿」をしっかりと頭に設定することをおすすめします。 しかし、これは最終的な目標であって、その目的を達成するための具体的な行動は設定されていません。 大きな目標を達成させるために行う「具体的な行動」をひとつひとつ現したものが「小さな有言実行」になります。 ちょっとわかりにくいですね。(^^;) では詳しく見ていきましょう。   ３ヶ月でマイナス６キロ落とす為に、やることをまず書き出す 「３ヶ月でマイナス６キロ」と目標を設定したのなら、次は、「３ヶ月で６キロ落とす為にやるべきこと」を拾い出します。 小さなことから細かく拾い出します。 たとえば、体重計をまだ持っていない場合。 ダイエットには体重計が必須ですから、まず体重計を買わなくてはいけませんね。 ●体重計を買う と書いたら、体重計を買う為にもっと詳しく「やること」を書き出して行きます。 ●ヨドバシカメラに行って、どんな体重計が出ているのか実際に見てみる ●Amazonのクチコミを見てみる ●値段を比較してみる ●購入する 私の場合、体重計を買うだけでもこれだけのステップを踏みます。 体重計はそうそう買い直すものでもないので、できれば性能が良くて気に入ったものを買いたいからですね。 実はこのささいなステップこそが、「小さな有言実行」になります。   次に、マイナス６キロ落とす為にジムに行こうかと思っている場合。 ・今月からジムに通う こう決めたら、小さな有言実行はこのようになります。 ・駅前の○○ジムと、△△スポーツクラブと、□□フィットネスの見学に行く ・設備や会員料金を比較して、通うジムを決める ・申し込みに行く＆必要なものを用意する（銀行印＆身分証明書） ・今月は月・水・金の就業後にジムに行く ジムに通うために必要なステップを自分なりに細かく書き出し、それをひとつづつ消化していく感じです。 ジムの見学は１日じゃ終わらないと思うので、何日か必要かもしれません。 通うジムを決定するのにも悩んで時間がかかるかもしれません。 でもひとつづつ「やる」と決めたら、日にちがかかってもいいので「実行」します。   ・1日1200kcalの食事を守る と決めたのなら、どうやって食事を制限していくのかを整理します。 ・朝食の菓子パンをやめて納豆ご飯+味噌汁+サラダにする ・コンビニ弁当をやめて自分で作ったお弁当を持参する ・お弁当の本、つくり置きレシピの本を買う ・白米を玄米に変える ・夕飯は主食を抜く ・間食はギリシャヨーグルト、ナッツ、ゆで卵にする ・カロリー計算アプリをスマホにインストールする （置き換えダイエットは推奨していませんが、ダイエットシェイクを買う、とかでもＯＫ） こんな感じですね。 お弁当箱を持っていない場合は「東急ハンズで可愛いお弁当箱を買う」も入りますね。   ひとつひとつの「やること」はそれほど大きなことではありません。 どれもこれもやろうと思えばすぐに「達成」できることばかり。 この小さなやることをひとつづつ消化していけば、それが有言実行となります。 そしてその有言実行の積み重ねが、実は大きな目標を達成への道なんですね。   なぜ「小さな有言実行」が目標達成に効果的なのか 「確かに”やること”だけど、そんな小さなことわざわざ書き出さなくてもいいじゃない。」 と思われるかもしれません。 でも実はどんなささいなことでも、小さなことでも、たいしたことがないかもしれないことでも、 「やる」と決めたことを「実行」したことはとても大きなことです。 こちらをご覧ください。 人間の「やりたい」は６段階に分けられていると言います。 大半の人はレベル１～３で終わってしまい、あれこれ理由をつけてなかなかレベル４に到達しません。 意外に「本当にやる人」って少ないんです。 それは「やりたいこと」が少し大きなことで達成しにくいからなんですね。 たとえば「富士山に登る」がやりたいことだけど、自分は山登りのスキルもなければ道具もなくて、一緒に登ってくれる友人もいない。 一人で登山する勇気も自信もないので、 「やっぱ無理かな」 と諦めてしまいます。 諦めたので、レベル４までいけませんでした。 でもその「やりたいこと」が達成できそうな小さなことだったらどうでしょうか。 ・登山のスキルをつけるためにまずはハイキングに行く ・ハイキングなら友達も行ってくれるかも。菜の花の時期に誘ってみようっと！ ・登山シューズを買いにスポーツショップに行ってみる ・山ガールのブログを読んでみる いきなり富士山には登れなくても、上記のことならできそうですよね。 これらを実行したら、自分はもうレベル４の「本当にやる人」なんです。 やったことが小さいこと、大きいことは関係ありません。 「本当にやった」というその事実が大切なのです。   有言実行をクセづけていくと「自分は実行する人なんだ」という意識が持てる 小さな有言実行を何度も繰り返していくと、 「自分はやると決めたことは実行できるんだ」 と自信が持てるようになり、　それが何度も続くと 「自分はやれる人なんだ」 と思うようになり、　有言実行があたりまえになるとやがて、 「自分ならできる！必ず達成できる！」 と意識がかなり変わり、自信持てる自分になるのです。 小さなことでもひとつひとつ実行に移して達成することで、脳が「成功脳」に変化するんですね。 成功脳を手に入れると、遅かれ早かれ最終的な目標を必ず達成することになります。   朝１０分だけ早起きして、有言実行メモを書いてみましょう おすすめなのが、朝少しだけ早起きして「今日やることメモ」を書くことです。 私は、下記のようにまず□（四角）を書いてからやることを書き出し、実行して消化したらレ点でチェックしていきます。 全部やり終えてチェックすると、気持ちがいいです。 やることやったーー！！！！ ってなります (^^) これを毎日やってると有言実行がクセとなり、実行することがあたりまえになっていきます。    私は仕事で大きな仕事を振られたときにも、この「やることメモ」を書き出して整理します。 大きな仕事が振られたときは 「マジかよ～・・・そんなの私に出来るかな・・・？？」 とすぐさま思うのですが、 「ま、とりあえず、ひとつひとつやるべきことを書き出してみよう」 と、その仕事を遂行させるためにやることを拾い出ししていき、どの順番でやるべきなのかを整理します。 すると意外に「あ、できそう」と思うんです。 いきなり完成させよう、成功させようと思うから、できないんですね。 英語で　Step by step　という言葉がありますが、まさにこれです。 一歩一歩着実に。なんです。 ゆっくりでいいから、一歩づつ目標に届くまで歩いていけばいいんです。 まとめ 大きな目標を決めたら、それを達成するために「やること」をひとつひとつ書き出してみる ゆっくりでいいからその「やること」を実行に移していく（＝小さな有言実行） 有言実行を繰り返して、クセにしていくとやがて「成功脳」となり、最終的な目標を達成しやすくなる できれば毎朝「やることメモ」を書いて「実行」に移すクセをつけると良い   途中少しダイエットから話題がそれてしまいましたが、ダイエットもStep by step で体を変化させていくひとつのプロジェクトです。 体は一朝一夕では変化しません。 ゆっくりと時間がかかっていいのです。 ６０キロからいきなり４８キロになんてなれません。 自分がまず達成できそうなことを積み重ねていき、それを繰り返していくと最終的に４８キロになれるんです。 焦らずにゆっくりでいいので、目標のあなたの姿へ近づいていってください (^^)           close

達成できそうなことからゆっくり積み重ねていく。「小さな有言実行」でダイエットを成功させよう！