こうしてダイエットや筋トレのブログを書いている私ですが、実は物心ついたときからずーーーっと運動が嫌いでした。 幼稚園の頃から太っていたので、小学生になってからも機敏に動くことができずスポーツテストではほとんどの種目で毎年ビリ。 持久走大会ではたった８００ｍが完走できず、それがトラ…… more ウマとなってその後の持久走は仮病を使うようになりました。 「喘息で運動できないんです」とウソをついて保健室に逃げたこともあります。 （即効バレましたけど） 中学入学時には６０キロを超えてしまったので、学校から親に「お子さん、肥満ですよ」みたいな通知が行き、母親から「部活は運動部に入りなさい！」と命令（？）されました。 バスケットボール部やハンドボール部は格好良くて憧れましたが、「動き回ってしんどそうだな」と思い、新入部員は球拾いだけで済むと聞いたソフトボール部へ入部。 が、球拾いだけで済むわけがいかず・・・ ひたすら毎日ランニング＆筋トレという当時の私には地獄のような放課後が待っており、ストレスに耐えられずソフトボール部は３ヶ月で退部しました。 他にも色々と運動に関するシンドイ思い出とトラウマはあるのですが、長くなるので割愛します(^^;) というわけで、思春期以降もずっとデブのまま過ごしまして大人になりました。 で、そんな運動が大の苦手だった私がなぜこんなタイトルの記事を書いているかというと、 運動は「体」を鍛えるだけでなく、 「脳」と「心」までも鍛えることができる ということをこの歳にして悟りましたので、どうしても記事にしたかったのです。   運動が苦手でも、人間は運動に慣れる 太っている人・ダイエットを常にしている人、というのは私のように運動が嫌いだったり苦手な人って多いと思うんですよね。 私の過去の失敗ダイエットはすべて運動をスルーした食事制限のみのダイエットでした。 「運動しなくて済む」というのを第一条件にしていましたから、必然的にそこそこキツい食事制限です。 もちろん、ダイエットは食事制限が大半を占めますから、運動をしなくても十分体重は落ちたのですが、いまひとつ「理想のボディ」になれませんでした。 そのときの記事はこちら icon-arrow-circle-down 理想のボディを作るには「筋肉」が必要だった2016.10.18 で、３０歳過ぎて突然筋トレを始めたワケですが、３０年間ほぼ眠っていた（？）筋肉たちを突然動員させたので体は驚いてしまい、最初はすごくしんどかったのを覚えています。 そしてジムにはイヤイヤ行っていました。 ジムには２ヶ月会費無料のキャンペーンで入会したのですが、「キャンペーンを使うと６ヶ月退会できない」という規約があり、正直「６ヶ月持つかなあ」という気持ちが大きかったです。 でも、違約金を払いたくなかったので、とりあえず半年は行こう、と重い足をひきずりながら通いました。 が、人間って不思議で、慣れるものですね。 私は日中仕事をしていて帰宅後は家事＆育児に追われ運動をする時間がほぼないため、仕事の昼休みに会社近くのジムに通うことを決意。 そして、 ・会社に行く日はジムに行く。 ・会社が休みの日は絶対にジムに行かない。 ・シンドイな、と思うときはジムに行くだけ行ってストレッチする。 ・面倒くさいと思った日は無理に運動しなくていいけど、とりあえずジムには行く。 こういうルールを自分に課して、今の自分ができる限りの運動を続けてみたところ、 慣れました。 そして、ジムに通ううちに 運動が苦痛じゃなくなりました！ あんなに運動が嫌いだった私が「続けること」で慣れました。 たぶん、歯を磨くことや顔を洗うことと同じように、運動することが私の生活の一部に根付いたのです。   「脳」と「心」がタフになった私 私が行っている運動は主に筋トレですが、筋肉量を増やすトレーニングは 20kgのバーベルが10回あがるようになったら、 次は22.5kgを10回あげられるまで何度も挑戦する、 そうして22.5kgがあがるようになったら、 次は25kgにトライする、 この繰り返しで、ゴールは存在せずどんどんと重量を上げていかなければなりません。 一発で新たな重量をあげることなんてできないので、毎回が トライ＆エラー の繰り返し。 でも必ず何度目かには クリア できます。 筋トレで毎回新たな重量に挑戦しているせいか、 私の脳は挑戦することに慣れ、その挑戦が成功することも知りました。 なので、自分の意識がどんどん挑戦脳になり、心がすごくタフになってきたのです。 何事も「挑戦してみよう」という気持ちが強くなった 今までの私はどちらかというと面倒なことから逃げがちなタイプでした。 仕事でもプライベートでも新しいコトを振られようとすると、なにか理由をつけてすぐに断るような人でした。 が、筋トレを続けていくうちにどんな新しいことでも、 「トライしてみようかな」 という気持ちを持つようになったんです。 新しい重量にトライするのと同じように、 新しい仕事や新しいコトにも挑戦してみるか、という意識が出てきて、 「やってみたら意外に出来るかも！？」 というポジティブな思想になれたんです。 実はこのブログも、挑戦のひとつ 実はこのブログも「いっちょやってみるか！」と思いついたコトのひとつなんです。 今までの私なら、 「ブログなんて書く時間もないし、書いたって誰も読まないかもしれないし、自分の記録用として書くには面倒臭すぎる」 と言い訳してやっていなかったと思います。 だって仕事でもなんでもないですからね。 面倒なことはやらないほうがマシ。って。 が、筋トレのせいなのか、脳と心が「書いてみようぜ！」というモードになっていたので（笑）ほぼ半分思いつきでブログを始めたんです。 たったひとりでもいいから、私のダイエット録を伝えられればいいな、と思って。 今は読んでくださっている方もボチボチ増えて、 さらに、嬉しいコメントまでいただくようになり、ダイエットもブログもモチベーションを保てるようになりました。 あのとき思いついたことを放り出さずに、ブログを始めてよかったなあ、と心から思います。 いつも読んでくださってありがとうございます (^^)   読者の方からいただいた素晴らしいコメントをご紹介 今回この記事を書こうと思ったのは、読者の方から素敵なコメントをいただいたからです。 その方は「かっつぁんさん」という５０代男性の方なんですが、 メタボ気味だった体型を１０ヶ月かけてご自身の努力で克服し、先月長年の夢であったトライアスロンに挑戦して、達成された方です。 ※前文略 10ヶ月前はメタボ予備軍であった中年オヤジがダイエットの為に水泳を始めて-13kgとなり、体が健康になると気持ちも前向きになり、 水泳のマスターズに参加したり市民マラソンに参加してみたところ、 ひょんなキッカケから、20代の頃に夢見ていたトライアスロンに挑戦してみようという気持ちになり、３ヶ月間トレーニングをして今回初挑戦しました。 レギュラーの距離では３時間程度ですので、フルマラソンよりも楽でした。 ３種目とも使う筋肉が違うので、疲労感も分散され翌日からも普通に仕事はできました。 そしてなにより、達成感がスバラシイ!!です。 小学校の遠足で高尾山に登ったよりも遥かに達成感がありました（わかりづらい･･･）(^^; もちろんフルマラソンを初めて完走したとき（20代前半）よりも達成感は大きかったです。 とりあえず、｢トライアスリートになりました｣ 何よりもうれしいのは、メタボであった自分が地道な努力を継続する事によって健康になり、前向きになり、夢に挑戦できる自分に変化できた事がうれしいですね。 ダイエットやボディメイクは、痩せるとか美ボディになるという目的で始めますが副産物としての｢挑戦できる気持ち沸いてくる｣事が最高の成果だと思います。 これからも、今の生活リズムを継続をして様々な事にチャレンジしたいと思います。 「達成できそうなことからゆっくり積み重ねていく。小さな有言実行でダイエットを成功させよう！」の記事へのコメント かっつぁんさん、素敵なコメントありがとうございます (^^) ＞メタボであった自分が地道な努力を継続する事によって健康になり、前向きになり、夢に挑戦できる自分に変化できた事がうれしいですね。 こちらの文章の「夢に挑戦できる自分に変化できた事がうれしい」ですが、本当に素晴らしいですよね！！！ 私の場合は夢なんておおそれたものではなく「面倒なことを避けなくなった」という小さなスタートですが「挑戦できる自分に変化できた」ことに関してはかっつぁんさんと全く同じです。 ダイエット目的で始めた運動が、まったく別の素晴らしい効果を与えてくれたことは言うまでもありません。   まとめ 私の場合は運動＝筋トレでしたが、ランニングやウォーキング、他のスポーツに関しても同じ効果は得られるはずです。 最初は２ｋｍ走るのが精一杯だったのに、続けていくと２ｋｍは楽に走れるようになり、３ｋｍ、４ｋｍ、、、１０ｋｍと距離をのばしていけるようになった、とか、 ヨガでキツくてできなかったポーズも、続けていくうちに気が付けばすんなりできるようになっていた、とか ウォーキングしかできなかったのに、続けていくうちにある日ランニングに変えて走ってみたら意外に同じ距離を走ることができた、とか 続けるだけで、必ず自分の成長は感じられると思います。 ５歳の息子を保育園に迎えに行くと、毎日のように 「今日は縄跳び続けて２０回飛べたよ！」 とか 「今日は登り棒いちばん上まで登れたよ！」 とか 「やっと逆上がりができるようになったよ！！」 と、それはそれは嬉しそうに報告してくれます。 「よかったね、頑張ったね！！」 と言うと同時に、毎日いろんなことができるようになって楽しいだろうなあ、と羨ましく思ったものですが、 大人だっていつでも成長できるんです。 今までできなかったことが、できるようになって嬉しいのは大人も一緒。 そんなことを思い出させてくれるのが 運動 なんですね。 私は今日も新たな重量にチャレンジしました。 数ヶ月前までは持ち上げようとも思わなかった重量ですが、やってみると持ち上がったんです。 挑戦してみたら、意外に出来ちゃいました（笑） たった５回でしたけど、それはそれは嬉しかったです (^^) 運動嫌いで運動苦手だった私でも、運動を少しづつ続けるだけで変わった「意識」をこれからも大切にしていきたいと思います。     close

「運動」はもはや健康とダイエット目的だけではない。タフな「心」を手に入れる最強の手段